ご挨拶


2024年4月、阪急デリカアイと阪急ベーカリーが経営統合し、株式会社阪急デリカとして新たな歩みをはじめました。
ライフスタイルや食シーンの変化、単身世帯の増加、高齢化などを背景に、「中食」市場は成長を続けています。

また、量的な拡大だけではなく製品のクオリティや便利さも進化しています。
このような中食の多様化とともに、惣菜・ベーカリーと冷凍食品やチルド食品とのシームレス化も進み、お客様の選択肢は劇的に増える一方で、事業者側では店頭(販売)や生産における人手不足、中長期視点での人材開発、職場環境の改善、サステナビリティに代表される社会的責務への積極的な取り組みなど、さまざまな経営課題に直面しています。

当社は経営統合により事業基盤を強化し経営課題の解決を図るとともに、これまで培ってきた「ものづくり」へのこだわりと技術の伝承をさらに深耕しながら、お客様に実感していただける新たな価値を創造し、安全かつ安心な商品をご提供することで、お客様のご期待に応えてまいります。
当社のデリカ事業、ベーカリー事業はそれぞれ「SPA(グループスーパーマーケットとの製販一体運営)」、「製造卸」、「専門店」など多岐にわたるビジネスを通じてお客様とのさまざまな接点があり、これは当社の大きな強みとしてとらえています。

今後も各事業と商品の競争力を磨き上げ、中食のマーケットを多角的に取り込み、ミッションステートメントである「さらに美味しく、もっと便利に、いつも健やかに。」の実現に向けて邁進するとともに、社内外において変化対応力が求められる中食業態のリーディングカンパニーをめざして新たな挑戦を続けてまいります。

株式会社 阪急デリカ
代表取締役社長 森川 保


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